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東アジア日本語教育・日本文化研究学会
East Asian Research Society for Japanese Language Education and Japanese Culture
本学会について
1997年11月10日、香港の或るホテルの一室で崔光準新羅大学教授と東アジア学会を作ろうと合意を得た。この学会は此の時から始る。21世紀はアジアの時代になると言われている。中でも日本、韓国、中国の連帯が世界の文化をリードしていくと考えられている。
研究対象を日本とした理由は、日本は古来シルクロードの終着点であり、日本文化を研究すれば自ずと目は東アジアの文化に及びことになり、東アジア各国の各人が共通した対象を持つことになる。
日本文化研究と共に日本語の教育法の開発も本学会の使命と考え、学会名に「日本語教育」を入れた所以である。この学会での発表用語は、日本語に限っている。各国の人が自国語で発表すると通訳の必要が生じる。時間の無駄を省くためである。
会場は凡そ韓国、中国、日本の順にしているが、2011年の設立15周年記念大会はフランス、パリの国立東洋言語文化大学と駐フランス日本大使館が斡旋してくれたパリ国際大学都市・日本館で開催した。パリの大学は東洋学研究で世界的に高いレベルを誇るところで、この地で発表会をするのは、本学会の底力を発揮出来る好機会と考えた。フランス人の聴講参加も目立った。孔子は「我十有五而志学」と言っている。本学会も設立して15年、学への志を高める具体的行動として発表会をパリで開催した。
本学会は広く一般市民の方々にも門戸を開放し会員になれる。論文は査読の上「東アジア日本語教育・日本文化研究」に掲載することにしている。
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